AEBの事業
AEBの事業のメインは、バイオマスなどの自然エネルギーの発電施設を開発・運営し、電力会社を通じて各ご家庭へと電力を提供する会社です。
日本の国土は約7割が森林であり、その中の人工林の半分が50年生を越える手入れのなされていない森林です。(林野庁:令和3年11月報告)人手不足により、荒れた山が増加しています。森林は、人の手を加え間伐等の手入れをすることが重要です。間伐とは、樹木の一部を伐採し、残った木の成長を促す作業です。間伐を行うと、光が地表に届くようになり、下層植生の発達が促進され、森林の持つ水源涵養機能、土砂災害防止機能、生物多様性保全機能などが増進します。また、残った木の成長が促されることに繋がります。
「自然エネルギー」は、石油・石炭等の消費で発生する温室効果ガスによる気候変動、化石燃料の枯渇など、人類と地球が直面している問題を解決する重要な役割を担っています。
世界の多くの国々はこの人類の課題に正面から向き合い、高い国家目標を掲げて再生可能エネルギーの普及に取り組んでおり、特に欧州では、石炭火力にせまる安価な発電コストで、国家の電力の半分以上を自然エネルギーでまかなう国もあります。
私たちAEBは、日本・アジアの豊かな自然を利用して、経済的な自然エネルギー事業を推進し、自然エネルギーでインフラを担える企業を目指しています。
「地域」と「事業開発」
AEBの自然エネルギー事業は、単なる「発電所の建設」ではありません。ひとつの発電施設は、少なくとも数十年、その地域で発電し続けます。
私たちは、事業を進めるにあたって、地形や気候などの自然条件だけでなく、その地域の社会や産業にどのように貢献できるか、どのように共生できるかを大切に考えます。
事業パートナーや地方自治体、地元の方々とコミュニケーションをとり、地域貢献の方法として非常電源の活用、災害時のお湯の利用など地域への配慮等、常に最適なプランを組み立てる、AEBはこれを重要認識として取り組んでいます。